このHPは2019年度日本郵便の年賀寄附金の助成を受けて製作しました。

新型コロナウイルス感染拡大による影響についての緊急アンケート調査報告書

5月に中間報告をさせていただいた表題のアンケートについて、主に性別での分析を行いました結果をご報告いたします。
1.調査対象者:大田区在住・在勤の方
2.調査期間:2020年5月7日(木)~13日(水)7日間

3.回答者数:432人
4.主催団体:一般社団法人ともしびatだんだん、NPO法人読み聞かせネットワークヒッポ、
おおた生涯学習世話人会、サードエイジサロン、NPO法人男女共同参画おおた

 緊急アンケート集計結果(性別分析) 
↑ ダウンロードしてご覧ください。

性別で分析してみると、「仕事面」「生活面」とも男性と比べ、女性のほうが多く変化を感じていることがわかりました。夫婦共にテレワークになっても、家事を行うのは女性、という家庭も多く、家庭保育が必要となった為に、仕事を自粛せざるを得なくなった女性もいました。女性は多くの質問の中で「家事・育児が増えた」と答えており、女性に家事・育児の負担がかかっていることがわかります。また、外に出る機会の多い男性にとっては、「外出、外食自粛」は大きな生活の変化です。男女とも、そういった仕事面、生活面での変化がストレスの原因になり、その矛先がパートナーや子どもに向かっているようです。パートナーとの関係では、女性は家事の負担が増えたことに加え、「一人の時間がなくなった」ことをストレスに感じ、男性は家庭にいる時間が多くなったことにストレスを感じ、些細なことでぶつかることが増えたのかもしれません。困りごとの相談については、「誰にも相談しなかった」と答える男性が多く、悩みを一人で抱えがちな傾向がみられました。

改めて、回答いただきました皆様に心より感謝いたします。

*なお、本アンケート結果の引用については、できる限り事前連絡の上、主催団体名を必ず明記してご利用ください。

■問合先■ NPO法人男女共同参画おおた
      大田区大森北2-3-15第15下川ビル4階
TEL:03-6423-1840  FAX:03-6423-1841
E-mail : info@passion-tokyo.com